こんにちは、清啓塾事務局です。
10月も終盤となり、共通テストまであと3か月ほどになりました。
4月はまだまだと思っていたかもしれませんが、月日が流れるのは速いものです。
この3か月間は普段の勉強以外にも、テストのためにやるべきことがあります。
試験本番のために今の時期にやっておくことについてお話していきます。
生活リズムを試験モードにすること
まず第一に大切なのは、生活リズムを試験モードにすることです。
共通テストは9:30から始まりますので、そのときに脳がしっかりと働くように整えておかなくてはなりません。
毎朝学校に行くのとは違い、朝から本格的な試験を受けられる状態にしておく必要があります。
また試験の日だけ早寝早起きをしようとしても、睡眠のリズムは習慣的なものなので絶対にできません。
習慣づけをするためには同じことを繰り返して約1か月かかると言われていますので、3か月くらいの余裕をもって徐々に試験用のバイオリズムを作っていくようにしましょう。
寝る時間、起きる時間、朝ごはんをとる時間まで、試験のことを想定して習慣化していくことが大切です。
試験に対して戦略を立てること
学力をつけることと同じくらい大切なのが試験に対する戦略です。
そのためには、自分の得意科目、不得意科目、また得意分野、不得意分野を把握すること。
そして、志望校の問題パターンを理解することです。
それらを組み合わせて、自分はどの問題でどのくらいの点数を取って合格点をクリアするのかというシミュレーションを考えて作りましょう。
苦手な問題、捨てる問題には時間をかけずに、得意な問題、取りたい問題に時間を多くとるようにするなどして、戦略によって時間配分の仕方も変わってきます。
基本的な学力は高いのに、戦略を間違えたために落ちてしまう生徒が毎年いる一方で、戦略を立てて実行した結果、実力は多少物足りなくても合格してしまう生徒もいます。
試験はあくまでも合格点が取れればよいものなので、どのようにすれば合格に必要な点数を稼げるかをよく考えましょう。
復習を中心にすること
試験までに限られた時間内でやるべきことは復習です。
新しい問題集にとりくむよりも、今までやってきたテキストや問題集、または過去に受けた模試のやり直しを優先するようにしましょう。
新しい問題を多くやるよりも、一度やった問題で出来なかったものを身に着けていく方が効率が良いからです。
模試も多く受けていると思いますが、受けっぱなしにするのではなく、ぜひ二、三回解くようにしてください。
過去問は一度出た問題がもう一度出ることはほぼないですが、模試であれば問題パターンが的中する可能性があります。
もちろん未知の過去問を解いて試験と同じように問題を解くことも大切ですが、
新たな知識の習得を目指すよりもこれまで学んだことを試験で使えるように確実な知識にしていく方が試験勉強としては効果的です。
以上、3つのことを意識して試験本番に備えていくようにしましょう。