清啓塾、事務局です。
今日は当塾出身で阪大に見事合格し、現在も講師をしてくださっている先輩のN先生に数学の勉強法を聞いてみました。
現役時は数学の偏差値が駿台模試で80、河合塾模試で70を取ったこともあるという実績の持ち主。
今回は特に数学の勉強法に悩んでいる高1,2生に知っていただきたい内容です!
青チャートを徹底的に!
N先生の数学攻略法はとてもシンプルで、「とにかく良質の問題集を何度も繰り返すこと」を強調していました。
成績が伸びない子ほど様々なテキストに手を出しがちですが、とにかく自分がこれと決めたものを3年間やり続ける方が効果的です。
N先生はチャート式数学(青)を使っており、迷ったらとにかくこれを使っておけば間違いないとのこと。
ただ、有名なものなら他の問題集、参考書でもよいのでとにかく基本問題を繰り返すことが大切です。
学年によって取り組む問題のレベルを変えること
もう一点おっしゃっていた数学攻略のコツは、「学年によって取り組む問題のレベルを変えること」です。
高1生の時は難しい問題には取り組まず、とにかく基礎問題だけを繰り返していたそうです。具体的には、チャート式のレベル3以下の問題だけに取り組み、4以上の問題はやらなかったとおっしゃっていました。
その理由は、数学はとにかく基礎が大事であること。また、簡単な基本問題はさくさく解けるので気分的にも勉強を続けやすいからとのこと。いきなり応用問題や過去問に挑戦し、気持ちが萎えてしまわないように簡単な問題から積み上げていくことが重要です。
N先生は2年生になったときにレベル4の問題にも取り組み始め、徐々に応用力をつけていったそうです。
高1、高2のときは基本的に学校や塾で出された課題を中心に言われるままにやっていたとおっしゃっていました。まだ勉強に対するモチベーションがそれほど高くない段階なので、この時期は焦らず基礎を固めることを意識すればよいということです。
高3になったらとにかく難しい問題にチャレンジしていく
3年生になると、いよいよ受験が迫ってくるので否が応でも自分の意志で勉強するようになります。
そうなると難しい問題にチャレンジする意欲も生まれ、問題が難しく解けなくて落ち込むことがあっても勉強を維持できるので、3年生になったら「とにかく難しい応用問題に取り組むことが大切」とおっしゃっていました。
具体的にはチャート式のレベル5問題や志望校の阪大よりも難易度の高い京大の問題などにも挑戦していたそうです。
高1,2で固めた基礎を実際の入試レベルに高めていく段階に入ります。
まとめ
N先生の数学勉強法をまとめると、
・とにかく決めた一つの問題集・参考書を何度も繰り返して完璧にする
・初めから難しいことをせず、基礎を徹底する
・学年によって取り組む問題のレベルを変えていく
これらの点が数学で結果を出すために大切ということです。
この原則は数学に限らず、そのほかの科目でも重要なことですね。
今回はお話を聞かせていただきありがとうございました。
塾生の皆様も先輩のやり方をまねて、後に続いていきましょう!